家庭用ゲーム機として大人気のSwitchとプレイステーション5ですが、まだ持っていない人はどちらを購入しようか迷っている方も多いのではないでしょうか。
今回はイチゲーマーの視点的に、どちらの方がおすすめなのか色々な理由から紹介します。
先に結論をお伝えすると、任天堂のソフトにこだわりが無いなら、断然PS5がおすすめです。
任天堂から発売されているSwitch専用ソフトの一覧は、以下の公式サイトで確認できます。https://www.nintendo.co.jp/software/switch/index.html?sftab=nintendo
Switchは発売から時間が経っている
今世界的に大人気なSwitchですが、実は発売されたのは2017年なので、もうすぐ7年もの年月が経つんです。
ゲーム機は性能が全てではありませんが、流石に電子機器が7年も経てば性能的に世間の標準から遅れてしまうため、純粋な電子機器としての購入の満足度はかなり低いのではないかと思います。
もちろん、スマホやPCと違い、発売されるソフトはSwitchで動かせるものしか無いですし、OSもゲーム機専用のものなので年月が経って動作が遅くなるということもありません。
しかし、やはり世界中の多くのゲームソフトがPCやPS5などの新しく・ハイエンドなゲーム機の性能を基準に作られるようになってきていますから、今はまだ新作ソフトが多くても、今後の製品寿命はPS5に比べてかなり短いと予想されます。
また、任天堂はいづれ近いうちに次世代機を発売するでしょうから、今Switchを購入するとすぐに新型が発売され損した気分になってしまうことも考えられます。
性能が桁違い
企業としての戦略や発売日の違い、据え置きと携帯ゲーム機の違いなどから、文字通りSwitchとPS5の性能は桁違いです。
よくゲーム機のグラフィックの処理性能の指標として、1秒間に処理できる浮動小数点演算の回数(単位はFLOPS)が比較されます。
そこでSwitchとPS5を簡単に性能比較してみると…Switch:約400GFLOPS(公称値ではない)に対して、PS5は約10TFLOPSとなっています。
つまり、単純に計算して約25倍もの性能差があるんです。
他にも、まとめると主に以下のような性能の違いがあります。
Switch | PS5 | |
GPU | 約400GFLOPS | 約10TFLOPS(10000GFLOPS) |
メモリ | 4GB | 16GB |
ストレージ | 32GB(有機ELモデルは64GB) | 1TB(約1000GB) |
対応解像度 | 最大1080p | 最大8K |
対応フレームレート | 最大60fps | 最大120fps |
HDR | 無し | 有り |
ざっと見ただけでもPS5の性能が圧勝しているのが分かると思います。
PS5はデカくて高額だという印象が多くの消費者には強いですが、これだけの性能を積んでいるからこそのあの見た目と値段になってしまっているんですね。
2024年1月現在、PS5はSwitchの通常モデルの2倍以上も高額ですが、上記のような桁違いの性能差を考えると、電子機器としてのコストパフォーマンスではPS5の圧勝です。
独占タイトルはどちらも魅力的
SwitchにもPS5にも、それぞれのハード専用のソフトが数多く存在します。
Switchではマリオやゼルダ、ポケモン、どうぶつの森などの任天堂から発売されるシリーズ、PS5ではホライゾンやスパイダーマン、ゴッドオブウォーなどが比較的有名です。
上の項目では発売年数や電子機器としての性能の違いからPS5の優位性を語りましたが、結局はやりたいソフトがあるかどうかというのが一番大事ですよね。
特に、任天堂から発売されるポケモンやスプラトゥーン、大乱闘スマッシュブラザーズなどは固定ファンも多いゲームシリーズなので、そのようなシリーズのファンの方は迷わずSwitchを購入するでしょう。
なので、最初に結論として書きましたが、任天堂から発売されるSwitch独占タイトルを遊びたいならばSwitch、ソフトにこだわりがなく色んな会社のソフトを遊びたいならPS5を買うのが正解だと個人的に思います。
任天堂から発売されているSwitch専用タイトルの一覧は、以下の公式サイトで確認できます。https://www.nintendo.co.jp/software/switch/index.html?sftab=nintendo
SIEから発売されている主なPS5専用タイトルは、以下の公式サイトで確認できます。https://www.playstation.com/ja-jp/ps5/games/?smcid=other%3Aja-jp%3Ablank%3Aprimary%20nav%3Amsg-ps5%3A
近年の処理が重いサードパーティ製タイトルはSwitchで発売されないケースが多く、発売されたとしてもPS5版に比べて大幅にパフォーマンスが下がったりするので、サードパーティ製のソフトを積極的に遊びたいなら断然PS5をおすすめします。
VR体験をするならPS5
筆者自身は所持していないのでPSVRの魅力を多く語ることはできませんが、Switchで体験するVRよりも専用の機材のあるPSVRの方が、非常に没入感が高くより快適なVR体験ができるはずです。
PSVR2はPS5本体よりも高額なので、家庭用ゲーム機なのに手軽にプレイできないのが難点ですが、その分リッチなゲーム体験ができると思います。
VRゲームに興味のある方は、間違いなくPS5を買うべきでしょう。
今Switchを買うのも決して悪くはない
今までSwitchに対するPS5の優位性を語ってきましたが、実は今Switchを購入するのも決して悪い選択だとは思いません。
なぜかと言うと、任天堂は安易にソフトのリマスターを繰り返さないからです。
例えば、プレイステーションで発売される人気ソフトって、例え一年前のゲームとかでも平気で次世代機にリマスター版として発売するんです。
それもほとんどの大作ソフトがリマスターされるので、プレイステーションの場合はハード独自の価値というものがほとんど無く、純粋に最新の機種を買うのが最も利益が大きいです。
一方、任天堂の発売するソフトは、意図的にリマスター商法などを頻発しない傾向があります。
なので、任天堂の次世代機が今年発売するからといって、今のSwitchの価値が突然下がるということはあまり無いと思います。
今人気を博しているマリオカート8DXとか、どうぶつの森とか、ティアーズオブザキングダムなどは、少なくとも次世代機のサイクルの中でリマスター版が発売されることは無いと思います。
なので今すでにSwitchで発売されている任天堂製のソフトが遊びたいのならば、上で紹介した電子機器としてのコスパとか、製品寿命の短さなどがあったとしても十分にSwitchを購入する価値はあると思います。
ただし、注意が必要なのはSwitchの次世代機に後方互換性がある場合です。
つまり、次世代機でも今のSwitchのソフトが同じように遊べるならば、今のSwitchの価値は大幅に下がってしまうでしょう。
人気を博したゲーム機の次世代機は過去の傾向的に後方互換性が付けられる場合が多いので、そのような可能性も考慮すると総合的には2024年の今ではPS5を購入するのをおすすめします。
ちなみに、SwitchとPS5の両方で発売されているソフトはどちらを購入するべきなのかを以下の記事で詳しく解説しています。
おわりに
色々な視点からSwitchとPS5を比べてみました。
今やスマホでも色んなゲームが遊べる時代ですから、やはり家庭用ゲーム機に遊びたいソフトがあるかどうかがまず重要ですよね。
PS5の場合は、高い性能を活かして高精細でなめらかなグラフィックのゲームを堪能できますから、パッと見Switchと比較して高額に見えるので躊躇しがちですが、性能を考えればPS5の方がコスパは非常に高いです。
2024年の今、任天堂製のソフトをどうしても遊びたいならSwitchですが、そうでないならPS5が断然おすすめです。
ちなみに、両方所持していると、ゲーム業界で発売されるほぼ全ての新作ソフトを遊ぶことができます。時間が有り、ゲームを本格的に楽しみたいなら両方購入してしまうのもおすすめです。
家庭用ゲーム機をこれから購入しようと思う方の参考になれば幸いです。
このブログでは他にも僕がプレイしたゲームのレビューやゲームコラムを中心に、その他雑記なども掲載しているので、興味がありましたら他の記事もご覧いただけるとお役に立てるかもしれません。
お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
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