【KNACK ふたりの英雄と古代兵団 トロコンレビュー】タイムパフォーマンス抜群の王道アクション!

ゲームレビュー
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今回はSIEからPS4向けに発売された大作「KNACK ふたりの英雄と古代兵団」のレビューをしていきます。

正直始める前は全然期待していなかったんですが、プレイしてみたら意外にもハマってしまい、トロフィーコンプリートまでプレイしてしまいました!

特にゲームにあまり慣れていない人に対しての配慮が素晴らしい作品だったので、そのあたりも掘り下げて紹介します。

もちろん本家のSIEから発売されているだけあって、ゲーム内容自体もかなり力の入った良作でしたので、そんな本作の良い点を中心にレビューしていきます。

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ゲーム概要

発売日2017年9月5日
対応ハードPS4
ジャンルアクション
推定クリア時間約12時間
開発SIE
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良い点

軽快な動きのアクション

ファミリー向けのゲームなだけあり、操作のクセがなくプレイヤー(ナック)はキビキビ動けるので、動かしていて快適です。

パンチやキックをはじめとして、物語を進めていくと使える技も少しづつ増えていくので、自分なりの戦い方でバトルを楽しめます。

また特徴的なのが、ダメージを食らっても少し時間が立つとすぐに回復する点で、敵が強くても基本的にはヒットアンドアウェイを意識していれば高難易度でもなんとかなります。

残機も無限なので、アクションゲーム初心者でも安心してプレイできます。

余談ですが、PS4のマシンパワーを活かしてしっかり高フレームレートで遊べるのもアクションの快適さにかなり貢献していると思いました

本作は主に戦闘とアスレチック、軽い謎解きでステージが構成されており、ミスをしてもすぐ近くからリトライできるのでかなりストレスフリーで楽しむことができました。

リスタート地点はかなり細かく配置されていて、間にロード時間が無いのも高評価です。

謎解きも配慮がある

前項目でも紹介したように、アクション面やリスタートなどの配慮が行き届いていて素晴らしい作品です。

他にも、本作には軽い謎解き要素がありますが、しばらく時間が経つとヒント(というかほぼ答え)が表示されるので、行き詰まること無くサクサク進められるのも高評価です

また、難易度を「やさしい」にすると、敵が弱くなり数が減るだけでなく、道中のアスレチックや謎解きも動きが遅くなったり、一部全く別の簡単なものになったり省略されたルートになったりしているので、アクションゲームや謎解きが苦手な人にも非常に配慮が行き届いていると思いました

ナックの体格が変わっていくのが面白い

はじめは人と同程度の大きさですが
徐々に建物級のサイズになり
最終的に10mもの巨人に変貌します!

ナックの特徴と言えば、レリックというパーツを集めると体がどんどん大きくなっていくことです。

レリックはステージのあらゆる場面で拾うことができ、集めるごとに体格が大きくなるだけでなく体力もどんどん増えていきます。

序盤ではナックと同等の大きさだった敵やオブジェクトが、レリックを集めることでどんどん差が開いていくのが新鮮で、大きくなったナックで無双ゲームのように蹴散らしていくのはかなり爽快でした。

後半戦ではバトルの規模もどんどん大きくなっていき、最初は足場にしていたようなオブジェクトも破壊したりできたりするので変化が楽しめます。

また、レリックを吸収した大きいナックと最小限のレリックのみで構成された小さいナックはいつでもすぐに切り替えることができ、道中のアスレチックや謎解きの場面などで活躍します。

海外アニメのような世界観

本作のグラフィックはピクサー映画などに通づるものがあり、明るい色使いなどもあって海外のCGアニメを見ているような気分になれます(開発はジャパンスタジオですが)。

ストーリーも奥深さはないものの、王道でわかりやすいので気軽に楽しむことができました。

ナックの相棒のルーカスの言動がときどき未熟なのですが、そんな彼の成長していく様子も本作の魅力の一つだと思いました。

制作に力が入っている

本作はグラフィックも結構作り込まれていて、1ステージごとに色んな景色を楽しめるので視覚的にも満足できます

もちろんステージの外観だけでなく、敵キャラクターやアスレチックのギミック、謎解きの種類もかなり多種多様なので、1本のゲームとしてすごく充実感のある内容です

ゲームのテンポもいいので、プレイ時間の割に満足感が非常に高いです。

また、道中のオブジェクトは多くが破壊可能であるなど、細かい部分の作り込みからしてもかなり力が入っているのが分かりました。

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惜しい点

収集要素はやや面倒

惜しいというより個人的な好みの問題かもしれませんが、本作の収集要素は作業的で面倒に思いました。

基本的に小さいナックでしか入れない場所に宝箱などが隠されていますが、かなり分かりづらい場所にあるものも多く、結局攻略サイトに頼ってしまいました。

一応宝箱に近づくと知らせてくれるガジェットも存在するのですが、このガジェットも結局宝箱から入手できるパーツを集めなければいけないので、微妙なところです。

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終わりに

本作は様々な敵とのバトルやアスレチック・謎解きがふんだんに用意されているので、プレイ時間の割にすごくお腹いっぱい楽しむことができました。

SIEのゲームと言うと、どうしても大人向けの重厚なゲームのイメージが強いですが、こういったファミリー向けのゲームの完成度も素晴らしかったので、他のSIEのこの手のゲームにも手を伸ばしてみようと思いました。

ちなみに筆者はいきなり本作からプレイしましたが、前作を知らなくてもほとんど困ることはなかったので、今作からプレイするのも全然ありだと思います。

トロフィーコンプリートは30時間以内で十分可能なので、トロフィー集めしたい方にもおすすめです。

お気に入り度: 80点/100点

プレイ時間: 約30時間

このブログでは他にも僕がプレイしたゲームのレビューやゲームコラムを中心に、その他雑記なども掲載しているので、興味がありましたら他の記事もご覧いただけるとお役に立てるかもしれません。

お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

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