モンハン熱が戻ってきたことをきっかけに、今回はモンスターハンターシリーズの魅力を紹介していきたいと思います!
筆者は3rd以降全てのモンハンメインシリーズ作品をプレイしてきており、シリーズ累計プレイ時間も2000時間を超えているくらいにはモンハンが大好きです(ファンの中では少ないプレイ時間かもしれませんが…)。
いまや国民的アクションゲームに上り詰めたモンスターハンターシリーズですが、ふとなぜこんなにも熱中して何百・何千時間もプレイするほど面白いのかが気になったので、自分の言葉で思いつく限り魅力をまとめてみました。
これを読めばモンスターハンターシリーズがもっと好きになるかもしれないので、ぜひ最後までご覧ください!
もっさりだけど中毒性のあるアクション
モンスターハンターはアクションゲームなので、なんといっても動かしていて楽しいのかが重要ですよね。
実のところ、一番最初にモンハンに触れたときはもっさりと挙動が重いプレイヤーの動きにかなり抵抗がありました。
しかし不思議なことに、今ではこのもっさりした動きがくせになっていてむしろ好きになっています。
なんでこのもっさり感が良いかといえば、動きに制約ができることで駆け引き要素が増しているからですね。
一度の攻撃や回復もそれなりに時間がかかりますから、しっかりモンスターの動作の隙を見定めて行動をする必要があるんです。
一見するとそんなのめんどくさく感じるかもしれませんが、動きの制約が大きいからこそ綺麗に攻撃が決まっていくとその分とても心地良く、腕が上達してくのを実感できるんですよね。
ちなみに昔の作品ではもっさり感が非常に顕著でしたが、シリーズが進むにつれハンターやモンスターの行動のスピードが速くなりつつあります。
個性豊かなモンスター
ハンターが対峙するモンスターのビジュアルはモンスターハンターの看板とも言える大事な要素です。
プレイヤー自身が操作するわけではないですが、やはり見た目のかっこよさ・美しさは目を引く要素ですし非常に重要です。
詳しいモンスターの外見は公式サイトを見ていただくとわかりますが、どのモンスターも非常によく作り込まれていて見ているだけでもワクワクするような外観です。
モンスターハンターはモンスターの生態のリアルさにもかなり力を入れているので、モンスターごとの生態も意識して丁寧にデザインされています。
雷光虫と共生関係にあるジンオウガや、岩に擬態するバサルモスなどゲーム中でもその様子が再現されていたりして、表現の細かさによる高い没入感を提供してくれます。
作り込まれたワイルドな世界観
モンスターハンターの世界観は現代よりもかなり前の時代を想定されており、電子機器など現代風の道具は基本的に存在しません。
剣やボウガンなどの装備や様々なアイテムを駆使してモンスターに対峙していくことになりますが、装備を作るのもアイテムを調合したりするのも基本的には素材は自分の足で集めるのが前提になっています。
もちろん醍醐味はモンスターと戦い、素材を集めて新たな装備を作って強くなっていくことですが、そのための準備のために鉱石や植物を集めたりなどフィールドを自分の足で調査するのも重要になっています。
モンスターとのバトルだけを楽しみたい人には蛇足に感じる要素かもしれませんが、自分の足でフィールドを探索し、素材を集めてまわるというのも本シリーズの雰囲気づくりに一役買っています。
またフィールドにはモンスターの捕食痕跡や風化した巨大な骨など、様々な生物たちの生態が感じられる表現が満載で、丁寧に作り込まれているので野性味あふれる世界観を堪能できるもいいですね。
実は楽しい装備を組んでいる時間
モンハンといえば当然モンスターとのバトルが一番楽しい要素ですが、個人的にそれに引けを取らないくらい楽しいのが装備を考えている時間だったりします。
モンハンは装備にスキルを付けることでハンターに様々な強化を加えることができるのですが、近年のモンハンは付けることができるスキルの自由度が大幅に増しており、モンスターごとに色々対策を考えながらベストな装備を組むのが結構楽しみになっています。
スキルには攻撃や防御力を上げるシンプルなものから、早食いや納刀術など動作が快適になるスキルなど非常に多種多様なスキルが存在します。
玄人向けの攻めに特化した装備構成や初心者向けの守りや快適性に特化したものなど、同じ防具でも人によって全く違うスキル構成を構築できるので自分に合った装備を模索するのも楽しいです。
もちろん汎用的な装備を使いまわして戦うのも悪くはないのですが、強敵であるほどモンスターごとに専用の装備を組む効果を実感できるので、装備を考えるのも楽しくなってきます。
飽きのこない多彩な武器種
4以降のモンハンには大剣・太刀・片手剣・双剣・ランス・ガンランス・ハンマー・狩猟笛・スラッシュアックス・チャージアックス・操虫棍・ライトボウガン・ヘビィボウガン・弓の計14もの武器種が存在します。
武器ごとに狩りの立ち回りや必要な装備が全く異なるので、一つの武器種に慣れたとしても新たな武器に変えることで違った遊びができて新鮮に長い時間楽しめるようになっています。
モンハンは同じモンスターと繰り返し戦うゲームなので、筆者は同じ武器ばかり使っていると正直飽きてくることもあるのですが、これだけ種類が多ければ飽きることはまずありません。
加えて、クロス以降のモンハンではプレイヤー側の操作にもバリエーションが大幅に増えていて、人によって異なる様々な戦法で狩りを楽しめるようになっています。
代表的な例としてはクロスシリーズの狩技や狩猟スタイル、ライズサンブレイクの入れ替え技や鉄蟲糸技があり、アクションが変化することで多彩なプレイが楽しめます。
他にも発動させるスキルによっても戦法が変わってくるのが面白いですね。
耳に残る完成度の高いBGM
シリーズ通して「英雄の証」は語る必要が無いくらい有名で素晴らしい曲ですが、他にもモンハンシリーズには名曲が数多く存在します。
個人的に好きな例を挙げると、ジンオウガ・ブラキディオス・バルファルクなどメインモンスターの専用BGMがあり、どれも完成度が高いものが多くお気に入りです。
特に近年の作品ではフィールドごとに設定されている汎用戦闘BGMや拠点のBGMも完成度が高まっている印象で、音楽の面も抜かりないシリーズとなっています。
奥が深いフィールド探索
モンハンといえばやはりモンスターとの狩猟がメインコンテンツなのですが、フィールドも実はかなり探索できるようになっていたりします。
昔のシリーズではクエスト開始時にしか行けない秘境という特殊なエリアがあったり、普段のモンスターとの戦闘では使われない探索用のエリアなどが存在し、主にレアなアイテムを求めたり、採取クエストなどに使われたりしていました。
ワールドやライズではマップが従来のものより2~3倍に広くなった関係で、探索用のエリアもかなり増えました。
レアな環境生物や特殊なアイテムなども多く配置されているのですが、意識して探さないと普段全く通らないような場所だったりするので、探索していた時はかなり新鮮な気持ちでしたね。
場所によってはフィールドを一望できるような場所にもなっていたりするので、緻密に作り込まれた美しいフィールドの眺めを楽しみたいときにも、探索してみるのはおすすめです。
圧倒的なボリューム感
モンハンってコスパが物凄く優れたソフトだったりします。
エンディングまでのクリア時間は数十時間なので他のゲームと大差ないんですけど、モンハンはエンディングまでがチュートリアルと言われるくらいクリア後のお楽しみが多いソフトなんです。
というのも、基本的にラスボスを倒した後に解禁される強化モンスターやイベントクエストのモンスターはストーリーで戦うモンスターよりも遥かに強力で、これらの攻略に多大な時間を要するんです。
また4以降の作品では明確なエンドコンテンツが実装されていて、多くはクリアするとどんどん難易度が上がるようなクエストになっていて、最終的にはとんでもなく強力なモンスターと戦うことができるようになります。
モンスターが強力な分見返りももちろんあり、通常の武具を超える性能を持つ装備が入手できたり称号や勲章がもらえたりします。
また、他にも上の項目で紹介したようにモンハンは武器が14種類もあり、スキルも非常に多種多様なのでいろんな装備を作ったりする楽しみもあります。
このようにやりこみ要素が非常に豊富なので、平気でプレイ時間が1000時間を超える猛者が大勢出てくるわけですね。
実際、ゲームとしてはボリュームの多いゼルダの伝説ブレスオブザワイルドはメインチャレンジ・祠・ミニチャレンジを全て攻略しても筆者のプレイ時間は200時間程でしたが、ワールドアイスボーンやダブルクロスは既に500時間以上プレイしているのにまだまだやり残し(勲章のコンプリート)などは終わっていません。
並のゲームなら100時間プレイできればボリュームのある方ですから、いかにモンハンが大ボリュームかが分かると思います。
まあ同じモンスター・同じフィールドを何度も遊ぶことになるので水増し感は否めませんけど、アクションに中毒性があるのでたとえ水増しだとしても十分に楽しいです。
仲間と共闘する楽しさ
ここまでモンハンが社会現象になった要因として、マルチプレイが醍醐味である点が大きいでしょう。
やはり多くのプレイヤー人口を獲得するにはマルチプレイによる人脈の広がりを利用するのが賢いやり方ですからね。
強大なモンスターに仲間と協力して立ち向かうのはやはりゲームでしかなかなか体験できないことですし、一緒にプレイしていれば自然と仲も深まるので、モンハンはコミュニケーションツールとしても優秀なんです。
モンハンシリーズに限った長所ではないですが、お互いに助けあったりクエストで行き詰まっている人を支援したりなど人との繋がりを感じられるのが流行している大きな一因なのは間違いないと思います。
とはいうものの筆者はソロでプレイすることが多いのですが、ワールド以降のモンハンはプレイヤー人数に応じてモンスターの体力に補正がかかるようになっているので一人でゆっくり楽しむのももちろんおすすめですよ。
クエストクリアの達成感
いろんな魅力を語ってきましたが、何と言っても強大なモンスターを倒したときの達成感はなかなか他のゲームでは味わえないものがあります。
1体のモンスターを倒すのに数十分もかかることがざらにあるので集中力を要しますが、練習を積んでモンスターを倒した時の嬉しさは別格です!
4シリーズのギルドクエストや、クロスシリーズの超特殊許可、ワールドの歴戦王、サンブレイクの特別討究などはベテランハンターも唸るほど本当に強力なモンスターでしたが、高い壁を乗り越えた時の達成感が嬉しくて何度でも挑戦したくなるんですよね。
おわりに
思いつく限りモンハンの魅力を綴ってきましたが、やはりモンハンシリーズって作り込みの規模がすごいゲームだと思います。
フィールド・モンスター・武器・防具・キャラクター・BGMなど開発するものが山のようにありますが、こんなボリュームのゲームが数年に1度以上のペースで作られ続けるのはすごいことですよ。
デザインなど過去作の再利用も当然あるとはいえ、カプコンさんの気合の入りようが半端じゃないのが伝わってきます。
PvPやコミュニケーション・クリエイト系のゲーム以外で、こんなにも長時間楽しめるゲームソフトってなかなか無いと思います。
これからもどんどん新作が発売されていくシリーズですので、僕としてはおそらく生涯付いていくゲームシリーズの1つですね笑。
ちなみに、今からプレイするならライズサンブレイク・ワールドアイスボーン・ダブルクロスがおすすめです。
PS4・5やSwitch・PCなどで遊ぶことができるので、興味が湧いた方はぜひ遊んでみてください!
プラットフォームによっては体験版なども配信されているので、まずはそちらを遊んでみるのもおすすめです。
モンスターハンターのレビュー記事も公開しているので、興味があればぜひあわせて御覧ください。
このブログでは他にも僕がプレイしたゲームのレビューやゲームコラムを中心に、その他雑記なども掲載しているので、興味がありましたら他の記事もご覧いただけるとお役に立てるかもしれません。
お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
コメント