こんにちは、シロウです。
今回はちょっと批判気味に(ブーメラン刺さるけど)、ゲーム系の情報発信者達がなぜ「性能」や「次世代機」といった話題の動画や記事を擦りまくるのか考察していきたいと思います。
購入するか悩んでいる人にとっては有益な情報にも思えるかもしれませんが、正直こういった情報って、既に現行のゲーム機を所持している身からすると、目に入るだけでうんざりします。
なぜかと言うと、多くは現行機種の悪い部分、特に性能などに関して否定的な情報を並べて、現行機種を貶めて次世代機と比較するので、持っているものを否定されて嫌な気分になるんですよ。
できるだけそういったサイトや広告は表示をOFFにするように心がけていますが、それでも完全には消すことができていません。
そんな性能や広告に関する記事や動画ばかりがなぜ、ことゲーム界隈には溢れかえってしまうのか、いくつかの項目で紹介していきたいと思います。
PVを稼げる
まあ素直にこれが一番大きな理由です。
このサイトもそうですが、情報発信者にとってはPV(視聴回数)が命なんです。
見られる動画・記事なら、たとえ少し不快に思う人がいそうだとか思っても、お金になるからみんな発信したいんです。
やっぱり電子機器の世界って、多少落ち着いてはきましたが今でも進化が早い分野なので、新機能や新情報で消費者を釣って、どんどんお金を落としていってほしいんですね。
それは実際に電子機器をつくるメーカーだけでなく、情報を売って生計を立てているブロガーやレビュワーも同じです。
なまなましい話になってしまいますが、結局性能や次世代という言葉にみな嫌でも興味が向くから(お金になるから)、一部の情報発信者はこのような言葉ばかり使うようになるんです…(ちょっとブーメラン刺さりますが)。
昔からゲームは性能といたちごっこをしてきた歴史がある
当たり前ですが、ゲームは電子機器の進化と密接に関わっています。
今では3Dポリゴンを使ったゲームが当たり前になりましたが、一昔前は3Dの描写なんてできないくらい性能が低かったんです。
それが瞬く間に電子機器が進化していくことで、今ではぱっと見現実と区別がつかない、あるいは現実を超越したような描写が可能になりました。
映画の世界ではもうとっくに機器の性能的な制約はなくなっていますが、ゲームの世界ではそのような制約にとらわれ続けてきた歴史があるからか、古くからのゲーマーであればあるほど性能や次世代機と言った言葉に敏感になるわけです。
企業としては消費を促せるのでむしろ積極的
これだけ性能や次世代機に関する情報・広告が溢れかえっている要因として、企業もお得だからという面もあります。
やっぱり企業としては古い製品よりも新しい製品に注目してもらって、どんどん次へ次へといくつも購入してもらいたいので、新製品の広告には積極的に力を入れたいわけですね。
しかし企業自身が直接宣伝をすると怪しまれるので、他の情報発信者に宣伝してもらった方が都合が良いわけです。
なので、よっぽど批判的な内容でない限り、個人や情報メディアによる製品の紹介やレビューにはむしろ企業も積極的で、紹介されて話題になって商品が売れたらもっと嬉しい、くらいの感覚なんだと思います(もちろん、ちゃんと提携が必要な商品もあると思いますが)。
おわりに
以上、なぜゲームの情報発信界隈で、性能・次世代などのテーマが頻繁に話題になるのか述べてみました。
自分自身は、なるべく性能に関する部分はネガティブな意見を書かないように気をつけていますが、それでもやっぱり粗があると気になってしまうのが人間の性なんでしょうね、こういった話題はどうしても自分でも記事にしたくなってしまいます。
とはいえ、流石にGoogle検索やYou Tubeではこの手の話題が多すぎるように感じます。
自分から性能や次世代機なんてワードを調べることなんてほとんどないのに、やたらとオススメに表示されるんですよ(しかも、興味ないを毎回選択してる)。
機械的に平等に動画や記事がオススメにピックアップされているんじゃなくて、企業などからお金をもらって表示させているんじゃないかと邪推してしまうくらいに、この手の動画で溢れかえっています。
もっと進化が進んだ未来、映画のようにゲーム界隈でも性能的な制限がなくなって、誰もこんな話題に興味を示すことがなくなるレベルに早くなってほしいです。
このブログでは他にも僕がプレイしたゲームのレビューやゲームコラムを中心に掲載しているので、興味がありましたら他の記事もご覧いただけるとお役に立てるかもしれません。
お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
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