プレイステーションは毎世代買う必要はあるのか?考えてみた

ゲームコラム
この記事は約16分で読めます。
※当サイトの記事には、広告・プロモーションが含まれます

SONYから発売されている大人気家庭用ゲーム機のプレイステーションシリーズですが、その販売方法を見てみると、もしかしたら毎世代買い替えなくても十分に楽しめるのではないかと思う部分があったので、今回はその理由を紹介していきたいと思います。

スポンサーリンク

理由1 プレステは後方互換機能を重要視している

まず注目したいのが、プレイステーションシリーズの互換機能の優秀さです。

プレイステーション2の発売当時、前世代機のゲームソフトを遊ぶことができる、いわゆる互換機能は殆どの家庭用ゲーム機では実装されていませんでした。

そんな中発売されたPS2は、完全なPS1との後方互換機能を備えて発売され、それまで初代プレステにも興味を持っていたけれど本体は買わずに過ごしていた人たちや、初代プレステのソフトをたくさん所持していた人たちから大いに歓迎される形になりました。

また、新ハードの発売時期はどうしても初期のソフトラインナップの少なさが問題になりがちですが、後方互換機能のおかげでソフト不足の問題もなくなり、順調なスタートを切ることができました。

そのPS2の理念は後のハードにも継承されていき、初期型のPS3はなんと初代PS、PS2の2つの後方互換機能を備えていました。

ただ、PS3のハードとしての構造が特殊だったことが原因で、PS4では一度後方互換機能はなくなりましたが、PS4・PS5では内部構造がほぼPCに近いものとなったため、PS5世代では後方互換機能が復活し、ほとんどのPS4ソフトを遊ぶことができます

このように、歴代のプレイステーションシリーズを見ていくと、PS4を除き互換機能が搭載されていることが分かります

しかも、PS4ではプレイステーションNOW(現在はPSプラスに統合されたサービス)でクラウドゲームの形ではありますがPS3のゲームも一部遊べるようになっているので、実質すべてのハードで過去の資産を活かす取り組みがされていることが分かります。

このような歴史から、現行のゲーム機のソフトは次世代機でもまるごと遊べる可能性が高いと言えるのが、PSシリーズの特徴です。

スポンサーリンク

理由2 人気ソフトの多くがリマスターされる

プレステーションで展開されるソフトは、リマスターなどの再販が非常に活発です。

人気なソフトの場合、1つのソフトで何世代もリマスターされることも珍しくないので、過去に時間が取れなくて買い逃していたようなソフトも新鮮な気持ちで購入できるのが強みでもあります。

また、ソフトによってはリマスターするにあたり追加要素を盛り込むパターンも珍しくないため、完全版を遊びたいならリマスター版を積極的に購入するのもありだと思います。

有名所だとキングダムハーツやファイナルファンタジーなどのスクウェア・エニックスのソフトや、ファーストパーティのSIE製のソフトは多くの作品がリマスターされています。

そのような傾向から、プレステシリーズは最新のハードで多くの過去のソフトが遊べるため、毎世代買い替える必要性は薄いと言えます

清潔な部屋で大事に使っていればゲーム機は長い年数使うこともできますから、すぐに遊びたいソフトが無い場合は次世代機を待つというのも一つの手ですね。

特に、僕みたいに自由に使えるお金が少ない場合は、ゲーム機の購入はどうしても慎重にならざるを得ないですからね…。

スポンサーリンク

理由3 今後は多くの過去ソフトもサブスクで遊び放題になる

近年の家庭用ゲーム業界の特徴として、10年20年、もしくはそれ以上も前のソフトをサブスクリプションサービスという形で、数多く提供していることが挙げられます。

突き詰めていくと、今発売されているソフトも将来的には多くがこのサブスクリプションサービスという形で今後発売されるであろうゲーム機で十分に楽しめるようになると考えられます。

一昔前は過去のゲームソフトは過去のゲーム機で遊ぶのが常識でしたが、今は最新のハードさえ持っていれば多くの過去のソフトをアーカイブとして遊ぶことができてしまうのです。

今までは旧ハードでしか遊べないソフトなども多かったので、コレクター気質な人でなくとも過去のゲーム機を持っておくメリットはありましたが、今後は最新のハードさえあれば過去のゲーム機は用済みになることが当たり前になってくるかもしれません。

スポンサーリンク

理由4 新ハード発売後もしばらくは縦マルチ

商業的な観点からも悪いことだとは思っていませんが、プレイステーションはPS4とPS5のように、次世代機を発売したあと数年間はソフトを縦マルチ展開していく特徴があります。

つまり、新世代機の発売後も数年間は旧世代機で最新のソフトを遊ぶことができます。

20年も前であれば、ハード性能の進化が大きすぎて縦マルチでのソフト展開は難しかったのですが、近年のゲームハードは進化の速度が停滞気味になってきていることが原因で、このように両方の機種でソフトを発売できるようになってきました。

全てのソフトが縦マルチの対象になるわけではありませんが、もし自分の遊んでみたいソフトが縦マルチで数年間発売される予定ならば、さらに次のハードが発売されるまでの数年間の間だけ新作ソフトを我慢するだけでゲーム機1台分のお金は節約することができます。

スポンサーリンク

まとめ

  • プレイステーションは後方互換機能を重要視している
  • 人気ソフトの多くがリマスターなどの形で再販されている
  • 今後は多くのソフトがサブスクで遊び放題になる
  • 新ハード発売後は数年間縦マルチ展開が続く

必ずしもここに記載していることが当てはまるわけではありませんが、どうしてもすぐに遊びたいソフトがあるわけではないのなら、毎世代ゲーム機を買い替えるよりも1世代スキップして買い替える方が賢い過ごし方ができるかもしれません。

お金は節約したいけどゲームは楽しみたいという方に参考になれば幸いです。

お読みいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました