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PS5Proの発売に驚いた話と感想

ゲームコラム
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個人的事情でゲームの最新情報を見るのを意図的に制限しておりましたが、気まぐれでPS公式ブログを見に行ったら、驚くべきことにPS5Proの情報が公式から発表されておりました。

PlayStation公式ブログ(https://blog.ja.playstation.com/2024/09/11/20240911-ps5pro/)

2024年11月7日、PS5Proが発売されるとのことです。

SwitchProの情報など今まで多くのゲームに関するリーク情報が結局ほぼ嘘だったため、PS5Proに関しても発売する可能性は低いとみていたのですが、PS5発売から4年も経った今登場するとは、かなり驚きました。

リーク情報は2022年頃からたくさんの情報発信者の方々が扱っていましたが、結局発売は2024年11月だったのでリークが当たっていたのかといえばそうでもありませんが…。

一方でこれはどんな層に向けた商品なのだろうと少し不思議にも思いました。

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驚愕の価格

まず多くの人が驚くであろうのがその値段。なんと定価11万9980円(税込)

家庭用ゲーム機としてはかつてない高額商品となっています。

2024年10月現在の標準PS5デジタルエディション(7万2980円)と比較して約1.6倍の価格です。

PS4Proが発売した当時、確か標準PS4は3万5000円、PS4Proは4万5000円でしたから、標準機種と上位機種の価格差が随分大きくなりました。

しかもそれでいてPS5Proはディスクドライブ非搭載の完全デジタルエディション

つまり別売りのディスクドライブを取り付けない限り、ソフトは全てダウンロード版しか遊べません。

(おまけに縦置き用のスタンドも別売りのようです)

もちろん値段の分色々な性能が向上していますが、流石にここまで高額とは正直驚きました。

以前からもし今の価格のPS5に上位機種が発売されたら10万円はするんじゃないか?と冗談半分で考えていたことはありましたが、まさか予想の上を行く結果になるとは思いませんでした。

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ターゲット層を引き込むのが難しい

約12万円となると、今の経済状況の日本で子どもや学生がPS5Proを親に買ってもらうということはほぼ不可能でしょうから、必然的にターゲットは社会人になるでしょう。

しかし社会人でこの12万円のゲーム機を検討する場合、ゲーミングPCと完全に競合する形になってしまいます。

以前のようにPSの独占タイトルが豊富だった頃ならまだしも、現在PS5のみで遊べるタイトルは限られていますし、その多くは時限独占でしかなくいずれPC版も発売されるゲームが多いです。

しかもPS5発売から4年経過した上での発売なので、PS5Proが現役である年月はそこまで長くはないでしょう。

加えてPCでは基本的にオンラインゲームでも月額費用がかからないというメリットもあります。

PS5Proはゲームを始める初期費用の安さにメリットが大きい家庭用ゲーム機の強みが薄く、日本での売上はかなり苦戦する結果になる予感がします。

なのでSIEとしてはあくまで主力商品は今まで通り標準モデルのPS5のままで、PS5ProはPSファンやマニア向けのプレミアム品という位置付けになるのでしょうか。

ただ、これは円安の影響ももろに受けている商品でしょうから、意外とUSドルやユーロ圏などではそこまで高い印象ではないのかもしれません。

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今後のプレイステーションはどうなるのか

今のタイミングでPS5Proが登場したということは、少なくともあと3年、おそらく4年くらいはPS5が現役になると思われます。

つまりPS5のライフサイクルは従来のプレイステーションよりも長くなると思います。

その後プレイステーションの事業が終了するとは考えにくいのでPS6などの次世代機も登場するとは思いますが、一体どんな値段になってしまうのでしょうか…。

昨今のPCパーツは数十年前のような驚異的な技術の進化スピードではないので、どうしても前世代モデルと性能差を設けようとすると値段や本体サイズ・消費電力などがどんどん上昇してしまいます。

当然PS6を発売するならPS5Proよりもさらに性能的に大きな差を付けたいところですが、娯楽品であるゲーム機として売れる値段を考えるとそれは厳しいと思います。

もしかしたらPS5Proが家庭用ゲーム機としては最後のモデルで、以降プレイステーション事業はクラウドゲーミングサービスとかになっていくのでしょうか。

PSplusのオンライン料金は比較的高額なので、いっそのこと全てサブスク型のストリーミングで遊ぶ形式になってもおかしくはない気がします。

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個人的にPS5Proは発売しないと予想していた

PS3が発売時5~6万円と比較的高額だったことを反省してか、PS4の発売価格は4万円とかなり抑えられていました。

しかもPS4は数年後には少しずつ値下げされていったので、PS4Proを3年後に発売してもそこまで初期型と値段が変わらず、受け入れやすいものだったと思います。

しかしPS5の発売時価格は5万円と比較的高額、しかもPSとしては異例の値上げを繰り返したため、上位機種を発売するための値段的余裕は無いと考えていました。

実際PS5発売から3年後の2023年の間にPS5Proは発売されなかったので、おそらくPS3以前のようにライフサイクルの中盤で上位機種を発売する手法はやめたのだと認識していました。

下手に性能の違う機種を出すとゲーム開発の手間が増える可能性がありますし、1つの機種に専念しにくくなると思うので、PS5世代ではその点も考慮して最初から高額になりつつも最大限性能を積んだのだと思っていました。

しかしここに来て上位機種が発売されたということは、今後はこのような売り方にしていくんでしょうか。

電子機器の技術進歩が鈍くなってきている今、このように小刻みに新型を発売するのはあまり合理的ではない気もしますが…。

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おわりに

PS5初期型は某ウイルスの影響でスタートダッシュがやや遅れてしまいましたが、今回はそういった問題はなさそうなので、願わくばPS5Proをきっかけにプレイステーションの勢いがより拡大していくと嬉しいですね。

余談ですが、PS5Proは別売りのカバーを換装するのではなく、最初からブラックのモデルも発売してほしいですね、コントローラーも白より黒の方が好みですし。

SIEの今後に期待しています。

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