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【Bloodstained Ritual of the Night レビュー】古き良き雰囲気が刺さりまくったイガヴァニアの傑作!

ゲームレビュー
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今回は2019年に発売されたイガヴァニア(メトロイドヴァニア)「Bloodstained Ritual of the Night」をレビューしていきます!

序盤ほんの少しプレイしていた段階では正直面白さがそこまで分からずしばらく放置していたんですけど、改めて遊んでみたら進めば進むほどに楽しさを実感するゲーム内容でしたので、放置していたのを非常にもったいなく感じる素晴らしいゲームでした!

夢中でトロフィーコンプリートするまで楽しく遊べたので、そんな本作の良い点を中心に紹介していきます!

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ゲーム概要

発売日2019年6月18日
対応ハードSwitch/PS4/Xbox/PC
ジャンル2DアクションRPG
推定クリア時間約20時間
開発ArtPlay
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良い点

世界観がとにかく好き!

本作は中世ヨーロッパのゴシック様式の城が舞台となっていますが、これがほんとに鮮やかで美しく作り込まれていて、懐かしいメロディのBGMも相まっていつまでも浸っていたいと思えるほど刺さりました!

もちろん人により好みは違うと思いますが、僕は自分がこの雰囲気をここまで気に入ると思ってなかったので、新たな発見ができましたね。

ゴシックホラーな雰囲気ですが、グロい要素はほとんどないので色んな人にこの美しい世界観を知ってもらいたいです。

妖精の歌は心安らぐ良い曲です!

城や中庭、列車から見える景色などなど幻想的でどこか懐かしさも感じる景色が広がっていて、この世界観を作った制作者の方はほんとにセンスの塊ですね。

メトロイドヴァニア・イガヴァニア自体は古くからあるゲーム形式だとは思いますが、僕は本作が初めてのそういったゲーム体験だったので、改めてその魅力に魅了されてしまいました。

できることがどんどん増えていくのが楽しい

ゲームの序盤こそ、ゆったりとした動きの2Dアクションゲームといった印象でしたが、進めていくにつれ主人公のできる行動がどんどん増えていくので同じゲームとは思えないほど動きの変化が楽しめます

水中に潜れるようになったり、爆速で走り回ったり無限にジャンプができるようになることをはじめ、攻撃の苛烈さやチート級の能力も獲得するようになるので、どんどんインフレ気味に強化されていく主人公のミリアムを操作するのが全編を通して非常に楽しかったです。

重力の反転なんて技もできるように!

序盤に訪れる場所でも、物語後半に獲得する能力がないと入れない場所も多々用意されているので、どんどん行動範囲が広がって新たな発見をしていくのが心地良かったです。

多種多様なシャードの能力

本作は敵からドロップするシャードという魔力の結晶を得ることで主人公のミリアムが新たな能力を獲得していきます。

ほぼ全ての敵にシャードが用意されているのですが、どれも個性的で使い心地も異なるので、色んなシャードの能力を試すのが楽しかったです。

中にはゲームバランスが崩壊するほどチート級の能力を持ったシャードも存在しますし、お気に入りのシャードでゲームを進められるので、どんな装備にしようか考えている時間も楽しいです。

またシャードの中には特定の能力で特殊なギミックの箇所を進めるようになるものもあるので、攻略していく上でも活躍します

ちなみに、筆者のお気に入りは「グレイトフルアシスト」という序盤で手に入るシャードで、シンプルで使いやすい上に威力も高く、終盤まで大活躍してくれました。

グレイトフルアシストは、絵画がプレイヤーを周遊し近くの敵を攻撃してくれます。

ゲームボリュームの割に非常に多い装備やアイテム

本作にはゲームボリュームの割に装備やアイテムの種類が非常に多いので、装備の選びがいがありました。

武器だけとっても、片手剣や両手剣、槍、ブーツなどなど、それぞれ個性的で違う能力を持つ武器が非常に多いので、制作のこだわりを感じましたね。

もちろんその分敵の種類も非常に多く、様々な敵とのバトルが楽しめます。

また、装備やアイテムの入手はトロフィーの条件にもなっているので、積極的に集めておくのをおすすめします。

ちなみに、アイテムのコンプリートが今作の最難関トロフィーです。

キャラクターデザインが秀逸

主人公のミリアム、旧友のジーベル、エクソシストのドミニクなど主要キャラをはじめ、本作のデザインは非常に秀逸だと思いました。

鮮やかな彩りで華麗さや荘厳さがゴシック調で表現されていて、見ているだけでうっとりしてしまいます。

また美しい主人公のミリアムはゲームを進めると髪型や髪色、服の色合いなど外見をカスタマイズできるようにもなるので、自分好みの見た目で冒険を楽しむことができます

敵のデザインもかなりこだわられていて、ホラー要素満載の気持ち悪いものや可愛らしいもの、かっこいいものなど多種多様です。

倒した敵はそれぞれアーカイブから観察することもできます。

シロウ
シロウ

計127種もの敵が用意されているのは、力の入れ具合を感じました。

本編以外の要素も盛りだくさん!

東洋の退魔師、斬月は他のゲームでは主人公にもなっています。
プレイヤーキャラとして使えるようになる、美形ボスのブラッドレス。

本作は1周目の主人公はミリアムという女の子ですが、ゲームがエンディングまで終わった後、ボスや味方キャラであった斬月・ブラッドレスなどをプレイヤーキャラとしてゲームを開始できるようになります!

筆者はまだプレイしていませんが、他にもボスラッシュモードやスピードランモードなどおまけ要素もふんだんに用意されているので、このソフト1本でかなり長い時間遊ぶことができますよ

というわけで、コストパフォーマンスを求める方にもおすすめです!

シロウ
シロウ

できればこういったオマケ要素にもトロフィーがあればモチベーションが更に上がったかも…

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惜しい点

セーブできるのはセーブポイントのみ

本作はセーブ地点が回復地点を兼ねているためか、セーブ地点はかなり限られていて、自分のように頻繁にセーブをしておきたい人間は道中を進むのにいつも緊張していました

まあゲームの性質上、その方が緊張感も生まれて難易度も上がりバランスを取る意味合いもあるのでしょうが、この点は少し古臭さを感じました。

シロウ
シロウ

セーブをしばらく忘れていた時死んでしまい、大幅に戻ってしまったのは辛かった…。

ただその分、セーブ地点を見つけたときの安心感と嬉しさは非常に大きかったので、良いスパイスになっているのかも。

難易度はやや高い

本作は道中敵がうじゃうじゃいますし、エリアが変われば復活する仕様なので、探索するだけでも死んでしまう危険性が高いです。

特に新たなエリアを探索する場合は相対的に主人公のステータスが低いので、しばしばやられてしました。

ボスも強力で、序盤の斬月戦ですら心が折れかかるほど苦戦したので、一番低い難易度でもある程度ゲームに慣れている人でないとおすすめしづらいです

もう1つ下の簡単な難易度を用意してくれたら、もっと万人におすすめできたかもしれないなあと思いました…。

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終わりに

自分の人生で遊んだゲームの中でも、雰囲気や世界観だけで言えばトップクラスにお気に入りの作品だったので、似たようなゲームも遊んでみたくなってきました。

新しいゲームですがグラフィックやBGMにどこか懐かしさを感じるテイストとなっていて、刺さる人には刺さりまくる世界観だと思うので、ぜひ一度プレイしてみてください!

ちなみにトロフィーはプレイヤースキルに依存するようなものはなく、40時間程度で終わると思いますので、地道に頑張れる人なら問題無くトロコンも目指せますよ!(ゲームがそんなに上手くない自分でもできました)

とはいえ、トロコンまでにはそれなりに面倒ですし時間がかかるにもかかわらず、プラチナトロフィーの取得率が10%を超えているほど高いので、このソフトを遊んでいるのは熱心なファンが多いのだと思います。

お気に入り度: 90点/100点

プレイ時間: 約37時間

このブログでは他にも僕がプレイしたゲームのレビューやゲームコラムを中心に、その他雑記なども掲載しているので、興味がありましたら他の記事もご覧いただけるとお役に立てるかもしれません。

お読みいただきありがとうございましたm(_ _)m

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